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熱海伊豆山 & VIALA レストラン 工藤 真理 のブログ一覧

熱海伊豆山 & VIALA

2026/10/06

南への探検~パタゴニアのマルベック

皆さま、こんにちは、こんばんは。   このところの長雨で部屋の湿度がなかなか下がらず、とうとう除湿方式の異なる除湿機を3台も購入してしまったレストランの工藤です。9月は除湿機について深掘りし、今はカビ対策を勉強中。学びは尽きませんね。   さて、今回のブログでは、グリルフレンチ『コート・エ・シエル』にて提供しているワインをご紹介いたします。   トラピチェ エクスペディション・スール・マルベック 2023 Trapiche Expedición Sur Malbec 2023 アルゼンチン南部、パタゴニア地方で育ったマルベックから造られる赤ワインです。   マルベックは、もともとフランス原産の黒ブドウ。現在ではアルゼンチンが世界最大の栽培国となり、同国で栽培される黒ブドウの約4割を占める、まさに国を代表する品種です。   深い色合いと、プラムやブラックベリーを思わせる豊かな果実味が特徴で、特に有名な産地がアンデス山脈の麓に広がるメンドーサ地方。恵まれた日照と乾燥した気候のもと、凝縮感のある、ふくよかで力強いワインが生み出されています。   そんなメンドーサで1883年に創業した老舗ワイナリー「トラピチェ」が、新たなテロワール(土地の個性)の可能性を求めて目を向けたのが、さらに南へ約800km、パタゴニア地方です。   今回ご紹介のワインの名前「エクスペディション・スール」は、スペイン語で「南への探検」という意味。   南緯約39度に位置するこの地は、乾燥した大地に強い風が吹き、豊かな日照に恵まれながらも、夜間には気温が大きく下がります。こうしたメンドーサとは異なる気候条件のもと、マルベックの豊かな果実味に生き生きとした酸が加わり、エレガントなワインが育まれます。   「エクスペディション・スール・マルベック」は、熟したプラムにほのかなスパイスやハーブが香り、タンニン(渋み)は穏やか。マルベックらしい豊かな果実味を持ちながらも、生き生きとした酸が味わいを引き締め、しなやかで上品な印象を残します。   こうした豊かさと繊細さを併せ持つ赤ワインに合わせたいのは、ブーガンヴィエコースの2皿目のオードブル、どんこ椎茸に鹿肉のファルスを詰めて焼き上げた一皿。 ワインのスパイスやハーブのニュアンスが椎茸の滋味に重なります。熟した果実味と穏やかなタンニンが鹿肉の赤みの旨みを引き立て、生き生きとした酸が余韻のコクに程よい軽さを添えます。 ブーガンヴィエコースには、お料理に合わせてワインをお楽しみいただけるペアリングセットもご用意しております。   赤ワインの渋みが少し苦手、という方にも親しみやすい一杯です。 ぜひ、パタゴニアのマルベックと鹿肉の相性をお楽しみくださいませ。   皆さまのご利用をお待ちしております。     グリルフレンチ コート・エ・シエル レストラン:東館ロビー階 17:30 / 18:00 / 18:30 / 19:00 / 19:30 詳しくはこちら( リンク )

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2026/09/14

モフモフの正体

皆さま、こんにちは、こんばんは。 夏も冬もモフモフしたものには目がないレストランの工藤です。 これからの季節、ファーのついた衣類をお召しの方はお気を付けください。背後に必要以上に接近する工藤がいるかもしれません(笑)。   現在、コート・エ・シエルのコース料理の中に、塩麴を使った一皿があります。 その塩麴を作っているのが、駿東郡清水町にある「中村屋麹店」さんです。 私は、料理で使う食材や調味料のことはとことん調べる性分なのですが、今回どうしても気になってしまったのが、「塩麹」のベースとなる「米麹」をつくっている「麹屋(こうじや)」という存在でした。 「麹屋さん…?」 恥ずかしながら、それまで私には「麹屋」という存在自体がほとんど馴染みのないものでした。しかし、一度気になり始めるともう夜も眠れません。さっそく、中村屋麹店を訪ねてみることにしました。 一瞬、入るのに勇気がいるくらい時代を感じさせる店構え。少し緊張しながら中へ入ると、迎えてくださったのは、個性的なひげが印象的な、とても穏やかな店主さん。麹の作り方など、いろいろなお話を聞かせていただきました。 実はこの清水町、小さな町のなかに今も3軒の麹屋さんが残る、全国でも珍しい「麹のまち」。中でもこの中村屋麹店さんは、明治の創業から今に至るまで、機械に頼らない完全手作業の『麹蓋製法(こうじぶたせいほう)』という昔ながらの方法で麹を作られています。 実際に使い込まれた麹蓋や、お米を蒸す甑(こしき)なども見せていただきました。 そして、目の前に現れたのが、麹蓋にのった出来立ての米麹の「モフモフ」。思わず頬ずりしたくなるほどの愛らしさです。   少し味見をさせていただくと、噛むほどにほのかな甘みが広がる、なんともやさしい味わいでした。

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2026/08/11

ピンク色の秘密

皆さま、こんにちは、こんばんは。 夏になると必ず一度は海水浴に行き、太陽を浴び、波にもまれ、日焼け止めを過信して健康的な肌色をゲットしてしまう、レストラン工藤です。日焼け止めは2~3時間で塗り直しが必要だそうです。 さて、この夏、グリルフレンチ「コート・エ・シエル」と日本料理「㐂らく」では、シャンパーニュを特別体験価格にてご提供させていただいております。 ❖ドゥモアゼル テート・ド・キュヴェ ❖ドゥモアゼル ロゼ    グラス 120ml ¥1,551    ボトル 750ml ¥7,788 どちらも、どんな料理にも合わせやすい辛口(Brut)です。 ちなみに、シャンパーニュには必ず「Brut」や「Dry」などの甘辛度(糖分含有量)が明記されています。最もポピュラーな「Brut」は1リットルあたりの残糖量が12グラム未満と定められていますが、ドゥモアゼルはどちらも10グラム程度。ブドウ本来の爽やかな酸味と心地よい果実味が引き立つ、絶妙な辛口に仕上げられています。 ロゼ・シャンパーニュの魅力といえば、目を楽しませてくれる華やかでかわいらしい色合いですよね。この美しいピンク色がどのようにして生まれるか、ご存知でしょうか? 実は、ロゼ・シャンパーニュの造り方には2通りあります。ひとつは白ワインに赤ワインを少量(5~20%)ブレンドする「アッサンブラージュ法」、もうひとつは黒ブドウの果汁を果皮と一緒に漬け込む「マセラシオン法(セニエ法)」です。 現在、ロゼ・シャンパーニュの約9割がアッサンブラージュ法で造られており、ドゥモアゼル・ロゼもそのひとつです。 ヨーロッパ(EU)のワイン法では、白ワインと赤ワインを混ぜてロゼワインを造ることは原則禁止されています。しかし、シャンパーニュ地方にだけは、例外的に認められている伝統的な製法が、アッサンブラージュ法なのです。 この美しいピンク色は、洗練されたシャルドネの白ワインに、選び抜かれたピノ・ノワールの赤ワインがブレンドされることで生まれます。 しかも、使用されているピノ・ノワールは、名高い特級畑「Bouzy(ブジー)」のもの。ブジーは、南向きの斜面で日当たりに恵まれ、ブドウがしっかり熟すため、力強く骨格のしっかりしたピノ・ノワールが育つことで知られています。この上質な赤ワインを加えることで、華やかな色彩をもたらすだけでなく、熟した赤系果実の豊かなアロマや、心地よいタンニン、伸びやかな酸味が溶け込み、より複雑で奥深い味わいへと仕上がるのです。   そんな魅力的なロゼと、もう一つのスタイル「テート・ド・キュヴェ」は、料理とのペアリングでも違った表情を見せてくれます。 一番搾りのクリアな果汁だけを使うテート・ド・キュヴェは、エアリーな口当たりのピュアで雑味のない味わい。繊細な素材の味を活かした料理と相性が良く、和食なら先付や天ぷらなどにぴったりです。 一方、豊かなコクを持つロゼは、より旨みの強い料理を引き立てます。フレンチコースの魚料理、和食の主菜などに合わせてみてはいかがでしょうか?   また、コート・エ・シエルでは、もうひとつのドゥモアゼル「ラ・パリジェンヌ2018」もグラスでお楽しみいただけます。恵まれた年のブドウがもたらす、力強さと品格を感じさせる味わいも、どうぞ合わせてお試しくださいませ。   なお、ドゥモアゼル・ロゼのグラスでの提供は8月末までの予定となっております。 ぜひこの機会にご賞味ください。 皆さまのご利用を心よりお待ちしております。   東館ロビー階 グリルフレンチ 「コート・エ・シエル」 本館1階 日本料理「㐂らく」 17:30 / 18:00 / 18:30 / 19:00 / 19:30 詳しくはこちら (リンク)

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